占いにはいろんな種類がありますが、タロットを使うタロット占いはタロットカードの意味と展開法を把握していれば、誰でも簡単に占えます。
まずタロットカードは72枚で構成されていますが、72枚中22枚が「大アルカナ」、ほかの56枚が「小アルカナ」という意味にわかれています。
「大アルカナ」は宇宙の森羅万象を表し、「小アルカナ」は地上の人間の世界を表しています。また「小アルカナ」は剣、聖杯、金貨、こん棒とさらに4つの分野にわけることができ、これらの分野を「スート」と呼びます。
これらのスートはそれぞれ昔の人間の身分を表し、剣は騎士、聖杯は僧侶、金貨は商人、こん棒は農民を示します。
また、カードの意味だけではなく、「スプレッド」と呼ばれる展開法も重要です。
標準的なスプレッドは左側に6枚のタロットカードを十字型に並べ、右側に4枚のタロットを直線状に並べる「ケルト十字法」です。初心者の方はまずこのスプレッドで占うことをオススメします。
最後にタロット占いのコツですが、カードの持つ意味だけを真剣に考えるだけではなく、カードの絵柄そのものに注目することです。絵柄から感じ取れるイメージを素直に受け入れることによって、的確に教えを導きだせるのです。