占いはカウンセリングに似ています。腕の良い占い師は良いカウンセラーでもあるのです。
カウンセリングはクライアントの話を聞くことから始めます。そして自分の意見はほとんど述べることはありません。腕の良い占い師を見ていると、やはりクライアントのことを良く観察していることがわかります。
クライアントの話の内容、声のトーン、喋り方。持ち物、服装、身体や目の動き、様々な物を観察することによって、クライアントの情報を得ているのです。
そして、そうやって得た情報を利用して、クライアントをクライアント自信が望ましいと思う方向へ導くのです。占い師やカウンセラーの前に座った時点でクライアントは自らの悩みの解決方法を知っているのです。それを誰かの口から聞きたいのです。
本当は背中を押してもらいたいのです。占い師やカウンセラーはそのために存在すると言っても過言ではありません。当たる当たらない、ということは些細なことなのです。