タロット占いは、表示されるカードの配置関係や個々のカードの正逆の位置関係から占いの結果を判別しますが、その結果の解釈については人によって異なるのが大きな特徴です。
その理由ですが、タロット占いにおいてはタロットカードそれぞれに意味を持たせてはあるものの、寧ろそれ以上にカードから受けるインスピレーションを重視する傾向が強く、従って神秘的な側面が強い為です。
タロットカードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナに分類されますが、計78枚のカードを使わず大アルカナのみで占うケースも一般的です。
一方、小アルカナのみで占うケースは殆どありません。これは大アルカナに象徴的意味合いが強い事から、それをより引き出すという目的で敢えて簡略化する意図がある為です。
従って、タロット占いにおいてはインスピレーションを引き出しその意味を明確にさせる為にも、占いで問うべき内容をより具体的なものとして予め定めて置く事が、精度を高める為のポイントと言えます。