タロットカードのデザインは美しく、一枚一枚見ていてもなかなか飽きないものです。
それに多種多様なデザインのものが古くから販売され、コレクションとしても魅力のあるものです。私も高価なものは持っていませんが、目新しい物を見つけたときはついつい買ってしまいます。
そんなタロットカードを使った占いというのには独特な雰囲気がありますね。図柄の意味を全く知らない人でも、めくった瞬間、おどろおどろしいカードが出てきた時にはドキッとするものです。この緊張感は他の占いでは味わえない醍醐味です。
タロット占いをする側として大事なことは、まず当然のように、せめて大アルカナのカードの意味ぐらいは覚えておくこと。
いちいち本を見ていては、占う方も占われる方も興ざめですよね。とはいえ、暗記した意味にとらわれ過ぎるのもよくありません。本に書いてある意味は抽象的ですし、それらをカードごとにつなぎ合わせてもあまり意味をなしません。
その場その場で、出てきたカードのタイミングや雰囲気をインスピレーションで感じ解釈するのが大切です。まずは自分で何度も占い、インスピレーションを磨くこと。自分の経験から、それがものすごく大事だと思います。