以前、仕事など色々な悩みで日々気分が重く、人生が行き詰ったように感じることがありました。そんな時に、人からの紹介で街角の手相占いに行ってみたのです。

占い師は熟年の男性で、私の手の平を持ちながら、手だけでなく時折顔もジッと見ました。そして手相の各ラインの説明をしてくれました。話を聞いていると、不意に占い師が、私が長女で、長男である弟がいることを言い当てたのです。

最初に手相鑑定を申し込んだ際に名前や生年月日や悩みは簡単に話ししましたが、家族構成は全く話していませんでした。それなのに占い師は正確に言い当てたのです。私が驚いていると占い師は、私が今ぶつかっている壁は先祖による働きかけだと言いました。

弟は長男ですが先祖から見ると頼りにならず、私に家系を守って欲しいと思っているそうです。そして私自身が、そのように家系を守ってきた父方の先祖の生まれ変わりなのだそうです。

そういう宿命を持って生まれてきたため、私は責任感が強すぎて様々なことを一人で背負ってしまい、その結果として疲れが出てしまっているとのことでした。

考えてみれば思い当たることが多く、非常に納得できました。手相占いではありましたが、占い師は霊感か何かでもっと深い部分を見てくれたようです。

そしてその後は、自分の悩みの根底にあった原因がわかったことで気分が前向きになりました。そしてご先祖の期待に沿えるよう、ますます頑張れるようになりました。